お友達とのかかわり方 | 栗東の英会話ならKazunkey's English House | ブログ

年少さんのクラス。

おうち英語を頑張るこのクラスでは喧嘩をするときも英語です。

今日はお友達がお気に入りのぬいぐるみを持ってきました。

Kazunkey’s English Houseでは危険なものでない限り

基本的に何を持ってきてもオッケー。

「トラブルのもとになるからおもちゃを持ってくるのはやめましょう」

なんてことは言いません。

なぜならトラブルも子どもたちにとっては大切な経験の一つ。

今日のレッスンではMewtwoが机の上に座って

みんなの活動を見守ってくれてました。

時にはKazunkeyの肩に座ってみたり。

" Look! He's watching you!"

"He's coming on your shoulder!"

そんなやり取りの中

Mewtwoの持ち主じゃないJちゃんが

"Me too! I want to have him on me!"

と触ろうとしました。

"Nooooo! It's mine!"

と叫ぶ持ち主のSちゃん。

"You brought him to show everyone, right? If you don't want your friends

to touch him, I think he should have stayed home."

"Oh.... Hey, J!! You can have him on you too!!"

素直なSちゃん。MewtwoをJちゃんに渡そうとしますが

Jちゃんは"Well..... No thank you.”

もう触りたくはなくなったようで…

諸々のやり取りののち、なぜか我が家の人気者アンパンマンと一緒に

お風呂に（おままごとキッチンのシンクですが）入ってみんなを

見守ることに落ち着きました。

年少さんはまだ集団生活を始めたばかり。

おうちでは自分中心で動いていることも多く、

同世代のお友達とのおもちゃの取り合いや

幼稚園の先生と手をつなごうとお友達を押しのけようとしてみたり

なんてこともよくあります。

あれはルール違反はずなのに○○ちゃんはあんなことしてた！

だめだよねーー！っと告げ口をしながら

自分の中の正論を一生懸命通そうとしたり。

今はそれでいいんです。

うまくいかなくてイライラしたり泣いたりお友達を押してしまったり。

大人はそれを未然に防ぐ必要はないと思うんです。

けがのないように見守ることはもちろん必要だけど

必要以上にトラブルを回避しなくてもいいんです。

今のうちからこうした小さなトラブルをたくさん経験していくことが大切。

大人はそれを見守りながら、一緒に

どうしたらよかったんだろう？

自分はどうしたかったの？

どんな気持ちになった？

相手はどう思ってただろう？

って考える手助けをする。

私は

大丈夫だからやってごらん！

うまくいかなかったらまた一緒に考えよう！

悲しかったり悔しかったりしたら一緒に悔しがってあげるから

いつでも味方になるからやってごらん！

って背中を押すようにしています。

それが子どもたちの心の成長につながると信じているので。

トラブル万歳！けんかして泣いてもいい。

そんな風に見守る私を受け入れてくださる保護者の皆様も素敵

ありがたい。

そうそう、この日、WorkSheetの活動中に

お絵描きがダイナミックになりすぎてえんぴつがテーブルにまではみ出てしまったSちゃん。

しまった！

という顔をした後すぐに私に"Oh, no! sorry!!"って報告してくれました。

テーブルに描いてはだめ　ってわかっていて、でも失敗はするもの。

それをちゃんと報告できるSちゃんはとっても素晴らしい！！！

"Thank you for telling me."

報告してくれてありがとう！

暖かい気持ちになりました。

通常のグループレッスンは９０分間。

毎回いろんなことが起こります。

私はその小さな事件たちこそが大切なレッスンなのだと思うのです。